山の道具と自分

今回は、チョットだけ山道具について真面目に書いてみよう。

えーボク自身が10年前のお話・・・
山を本格的にはじめた時は、「山ブーム」は本当になかった
アウトドアのカッコイイアイテムあまりなく・・・基本のウェアのカラーといえば
「ベージュ」が基本。高校生の頃だったのでお金もなくウェアーも買うお金も
なかった。ボクの山の師匠(学校の先生)は、『格好良いアウトドアウェア』を
着て山に来て色んな事を教えてくれた。
一回その師匠に山のウェアーはどんな製品が良いんですか?っと聞くと
師匠からメッチャ怒られた。「今はアウトドアウェアーはお前にはいらない」
なぜなら、「自然を知ること・見ることが大事」だからだ!っと怒鳴られた。
この時、非常にへこみ高校2年生の時アウトドアの道具っといえば・・
高校生2年時の一年間の道具は
 (ウェアー)ジーンズにT-シャツ
 アウトドアジャケット(師匠のお下がりか、師匠のジャケットをパクル)
 (アウトドア道具)寝袋がなかったので・・・。家庭用「毛布」
 ボルダーマットがなかったので・・・「布団マットを使用」
 クライミングシューズだけは、「ボリエール」を買った。(師匠公認で)
高校3年の頃に・・・やっとアウトドア道具を買ったのが
「ザック(リュックサック)アウトドアジャケット・アンダーウェアー」
買ったとたん今度は、「師匠に何を買ったんだ!」っと怒られた。
その頃師匠に言われた言葉はこれでした・・・
「使いものにならないアウトドア道具買っても意味が無い。
自分自身の『身体』に適した道具を選べる力と機能性・快適性を重視し
フィールドをベースに道具を買うべきだ』と指摘された。
高校の時に買ったウェアー・ザック


今は・・・
18歳からフィールドベースに今現在までアウトドア道具のカタログ・HPなどの
情報収集を行いフィールドのことを思い道具を買うように心がけている。
そして「自分には今フィールドで何が必要なのかそして、使いこなせるのか?」を
ベースに道具を選んでいる。
『1つのシューズを買うのもこれはどんな商品か?をギンミしたり買って試したり』と
本当に道具を買う時は悩む。今は、機能性も良く技術も進化してきた。
だが、どんなに道具が進化しても
「一つ一つのアウトドアの道具を生み出す人達のこと大切さを忘れてはいけない」
とボクは思っている。

アウトドアグッツの選ぶ根源は、
 『フィールドをベースに考え自分に適した道具を選ぶこと』



コメント