六甲山系における事故・遭難ついて考えよう


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 ・日本山岳サーチ・アンドレスキュー研究機構 六甲山系における遭難事故分布マップ

(六甲山系における遭難・事故)
 日本山岳サーチ・アンドレスキュー研究機構の六甲山系における遭難事故分析マップをベースに事故・遭難は
 「40代~」から多く「道迷い・滑落・軽症・疲労・死亡」といったことが多く、2001~11年かけて年々増加している現状です。

(六甲山系での遭難事故・軽症事故の事例)この事例は、芦屋ロックガーデン・荒地山山系なので起きた主な事故です

 ①70歳滑落事故で死亡 (2011年秋~2012年2月に発見される。)
昼から山にでかけて、夜になっても帰ってこない。70歳男性は日頃歩き慣れている男性でした。
発見された場所は、「谷になっており日陰で藪になっており谷に滑落して死亡していた。2012年2月に発見されました。」

②山ガールが熱中症でヘリコプターで搬送中に死亡(2011年夏)
芦屋ロックガーデン~風吹岩付近で、熱中症になり倒れ軽症を負いうずくまり身動きとれずに、ヘリコプター要請をし搬送中に死亡。

(事故・遭難にならないためにも)

(Ⅰ身近な山だがよく考えよう)
街から近い本当に近い六甲山は、「すぐに山に行ける」安易な考えで誰にでも行けて観光気分で高座の滝~風吹岩行く人が多いです。芦屋ロックガーデン~風吹岩にスグに行ける気分がする・・・。だが、 高座の滝~芦屋ロックガーデン~風吹岩山頂までは歩き慣れていない人がハイキングをすると、「往復で2時間以上かかる」のが現状です。麻耶山などとは違い、風吹岩山頂までは、岩と山道が続きます。芦屋ロックガーデンでは、土・日になるとハイカーなどが増え去年、将棋倒しになり転倒し事故が発生しています。「気軽にいける山だがよく考えて行動をしよう」






(Ⅱ.道に迷う)
 インターネットや雑誌などで六甲山の話題や簡易な地図を記してあり、それをもとに歩いていると山道で迷う。
 自分自身が高座の滝で休んでいると良く見る傾向なんですが・・・、インターネットなどで公表している地図を印刷してきて高座の滝で見ている人をよく見ます。あとガイドブックなども。
ガイドブック・インターネット上で公表されている地図は簡易な地図が多くあくまで紹介であり詳細ではありません。
書店で売っている「山と高原地図48六甲・摩耶2012」があり、地図内はハイキングを楽しめるように各名所・コースタイムが掲載れています。
・あくまでもコースタイムは目安で自分にあったコースタイムをよく考えましょう。

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